2012/02/02

Android のソースコードを Eclipse から使用できるようにする

Android 4.0 (API Level 14) 以降、Android のソースコードは Android SDK Manager からダウンロードしてくることが出来るようになったようです。

これまでは、repoでソースコードを取ってきて、必要なファイルだけ抜き出して…といったような作業が必要だったのですが、これで大分楽ちんになりました。
(4.0 より前のSDKをベースにして開発する場合は、自分でソースをとってこないといけません)

ただ、このソースコード、インストールするだけではEclipseから参照することができない状態です。
(そのうち改善されると思いますが)
これでは宝の持ち腐れなので、参照できるようにしてあげようと思います。

  1. まず、Android SDK を開き、Sources for Android SDK がインストールされているか確認します。
    インストールされていない場合はインストールしてください。

    インストールが完了すると、
    C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\sources
    に android-xx ディレクトリができているはずです。(SDK のディレクトリは環境によって適宜読み替えてください)
  2. Eclipse を開いて、Activity 等を Ctrl + クリック してみます。

    ソースコードが開けばオッケーです。たぶん、Google が対応してくれたため、何もしなくてもソースコードがアタッチされるようになったのでしょう。

    しかし、現状では(少なくとも、2012/01/31 の段階では)、Class File Editor  -  Source not found と表示されてしまいます。

    この画面が出てしまったら、Attach Source... を選択しましょう。
    External Folder... をクリックして、
    C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\sources\android-xx
    を選択します。 (ディレクトリは適宜読み替えてください)

    OKを押して確定してやれば、ソースコードが表示されるようになったと思います。
    ひと手間かかるとはいえ、以前のように全部自分で取ってくる必要がなくなっただけでもかなりおいしいです。
ちなみに、
この情報、workspace の .metadata\.plugins\org.eclipse.core.resources\.root\.indexes\properties.index に保存されています。
そのため、同じ workspace 内であれば、一度設定してやればずっと有効です。

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