PRODUCT_DEFAULT_DEV_CERTIFICATE にパスワード付き署名を設定する場合は注意
AOSP をビルドする際、デフォルトだと署名には
build/target/product/security/
以下にある testkey.x509.pem
と testkey.pk8
が使われます。
しかし、実際にリリースするデバイスには自分の署名を使うべきです。
普通は sign_target_files_apks を使いますが、PRODUCT_DEFAULT_DEV_CERTIFICATE
を使うことも可能ということでやってみました。
(ただし、 Android 4.4!)
パスワード付き署名を使うとビルドが通らない
まずは、パスワード無しの署名を設定してみたところ、無事ビルドが通りました。
/system/etc/security/otacerts.zip
も正しく作成されていました。
ところが、署名にパスワード設定したところビルドが通らなくなってしまったのです。
-j8
を取るしか無い?
エラーを見てみると、パスワード入力を求められて終了しています。
どこかに回避策は無いかと探してみたところ、make
の並列オプション -j8
1 をとれば、パスワード入力のところで止まるよというアドバイス。
確かにそうだろうけど、このご時世に並列ビルドしないなんて。
他にも /source/build/tools/signapk/SignApk.java
を改造してパスワードをハードコーディングすればいい。というのも。
せめて、外部ファイルからパスワードを読み込めるようにする方が良いんじゃない?
結局 PRODUCT_DEFAULT_DEV_CERTIFICATE を使うのは止めました
AOSP の公式サイトにも PRODUCT_DEFAULT_DEV_CERTIFICATE
の記述は無くなっていますし2、使うべきではないということなのでしょう。
諸事情で sign_target_files_apks
ではない方法を探していたのですが。
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