2018/06/06
Ubuntu 16.04 に sikuli をインストールしてみた
Ubuntu 16.04 LTS に [Sikuli](http://www.sikuli.org/) をインストールしたのでメモ。 ### パッケージは既に管理されていない sikuli は apt に存在するものの、インストールして実行しても `java.lang.NoClassDefFoundError: org/apache/commons/cli/ParseException` が発生して起動できませんでした。 調べてみると、すでに管理されていない様子 。 > 参考 > > [Question #296148 : Questions : Sikuli](https://answers.launchpad.net/sikuli/+question/296148) ### 公式のセットアップツールを使う sikuli は Linux 用にも公式のセットアップツールを用意しているので、そちらを使うことにしました。 ただし、こちらは自分で依存関係を解消してやらなければなりません。 [launchpad](https://launchpad.net/sikuli/+download) から [sikulixsetup-1.1.2.jar](https://launchpad.net/sikuli/sikulix/1.1.2/+download/sikulixsetup-1.1.2.jar) をダウンロード 。 セットアップツールを実行。 ```console `gutter: false; $ java -jar sikulixsetup-1.1.2.jar ``` GUI でオプションを選択します。今回は Pack1 のみ選択しました。 `Setup Now` を押すと依存関係のチェックが始まります。 しかし、ここでエラーが出てしまいました。 ```console `gutter: false; Something serious happened! Sikuli not useable! Check the error log at /home/yusuke/tmp/SikuliX-1.1.2-SetupLog.txt ``` `SikuliX-1.1.2-SetupLog.txt` 内を確認したところ、`libtesseract.so.3` が無いとのこと。 というわけで、インストール。 ```console `gutter: false; $ sudo apt install libtesseract3 ``` [opencv](https://opencv.org/) 等、依存するパッケージが結構あるようなので、環境によっては他にもインストールしないといけないでしょう。 ### 実行 `runsikulix` というスクリプトと `sikulix.jar` が生成されるので、これを適当なディレクトリ に配置すると完了です。
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