2018/08/02

Remmina で RDP 接続したら IME 経由で日本語が入力できなくなった【解決】

@[Remmina](https://remmina.org/) 1.2.31.2 on [Ubuntu](https://www.ubuntu.com) 16.04 LTS

私は最新の Remmina を使用したいため、PPA からインストールしています。

> 参考
>
> [How To Install Remmina Remote Desktop Client in Ubuntu Linux](https://www.ubuntupit.com/how-to-install-remmina-remote-desktop-client-in-ubuntu-linux/amp/) 

そのせいかはわかりませんが最新にアップグレードしてからも一定期間は使えていた気がします、Windows 10 に RDP 接続すると IME が使えなくなってしまいました。

なお、過去の Remmina では、「英字キーボードになってしまう」という問題がありましたが、最新ではこれは修正されています。
今回、私が遭遇した問題はキーボード配列には関係なく、IME の動作に関しての不具合です。



### 日本語入力には切り替わるが…
IME の設定自体は日本語入力に切り替わります。

しかし、入力は以下のようにアルファベットになってしまうのです「あいうえお」と打ったつもりが「あいうおえ」になってる。まぁ、母音の羅列に違いはないからいいか。
RDP を切って直接動作させると問題なく、他の Windows からリモートデスクトップ接続しても問題ないので、 Remmina に原因があるのは明らかです。 ### キーボードの設定を変更すると直った 設定を見なおしてみると、"Use client keyboard mapping" という項目にチェックが入っていました。 この項目の**チェックを外す**と、期待通り IME で日本語が入力できるようになりました。
これらの項目、あまりいじった記憶がないのだけれど、なんらかのアップデートで動作が変わったのだろうか…?

2 件のコメント:

もちぞう さんのコメント...

私も同じ状況になり困っていましたが、こちらの対策で無事解決しました。
ありがとうございました。

daisuke さんのコメント...

情報ありがとうございます。Debian 系の Parrot OS 4.11 でも該当のチェックボックスを外すことで解決しました。なお、Remmina の日本語メニューの場合[設定]から[RDP]タブを選択し、[クライアントのキーボードマッピングを使用する]のチェックボックスになります。