2010/12/04

ExifTool.exe の簡単な使い方 - 表示編

for Windows

最近、使っていなかった ExifTool
久しぶりに使用する機会があったのだけど、いつの間にか Version 8.41 になってる。
使い勝手は以前とほぼ同じ。でも、細かくレベルアップしてるみたい。
たとえば、日本語に対応してるとか!

で、大分前に書いた記事をリライトしてみます。

まず、http://www.sno.phy.queensu.ca/~phil/exiftool/ より、Windows Executable をダウンロード。
そのファイルを解凍すると、exiftool(-k).exe という変な名前のファイルが出来る。
なんだこりゃ?
と思ってヘルプを読むと、()の中身は exiftool.exe に与えるオプションだという。
-k は表示の後にポーズをかけるオプション。

ためしに、exiftool(-k).exe に画像ファイルをドラッグ・アンド・ドロップすると、確かに EXIF 情報が表示された。
そして、exiftool.exe とリネームしてから画像ファイルをドラッグ・アンド・ドロップすると、一瞬ウィンドウが表示されるだけ。
なるほど。面白い仕様だ。

ちなみに、サイトにある表を勝手に訳してみると、こんな感じ。
ファイル名を書き換えるだけで、結構いろいろ出来ちゃったりする。
Executable NameOperation
exiftool(-k).exeメタ情報を表示して、ポーズする
exiftool(-k -a -u -g1 -w txt).exe詳細メタ情報を .txt ファイルに出力する
exiftool(-k -o %d%f.xmp).exeXMPサイドカーファイルを作成する
exiftool(-copyright='Phil Harvey').exeコピーライトを付加


でも、いちいちファイル名を書き換えるのは面倒くさいので、やっぱりコマンドラインで使うのが一番です。
というわけで、exiftool.exe にリネーム。

情報を表示させるには、
$ ./exiftool.exe hoge.jpg
って打ってやればいい。
ちなみに、日本語でも表示できるということなので、
$ ./exiftool.exe -lang ja hoge.jpg
って打ってみた。見事に文字化け…
UTF8 で出力するみたいで、ターミナルによっては文字化けるみたいですな。
(-charset で文字コードを変更できるって書いてありますが、日本語はUTF8だけみたい。)

日本語で見たい場合は、
$ ./exiftool.exe -lang ja -h hoge.jpg > hoge.html
とかやって、一度 .html ファイルで保存してから、ブラウザで開いてみるのが良いかと思います。

ExifTool を使った編集の仕方は ExifTool の簡単な使い方 - 編集編 に書いてみました。

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