2013/09/16

MPDroid の使い方

BeagleBoard-xM 上にミュージックサーバを構築してみたので、手元の Android 端末 (Xperia acro HD) でコントロールしてみたいと思います。
Android 用のクライアントはいくつかありますが、その中でも評判の良い MPDroid を使ってみることにしました。
参考
その他の MPD クライアント
Clients - Music Player Daemon Community Wiki


初期設定

Google Play より MPDroid をインストール。
MPDroid - Google Play の Android アプリ

起動すると、Connection Settings が表示されます。
Default connection settings を選択

Host を選択

サーバのIPアドレスを入力

サーバがオープン設定の場合、以上で初期設定は終了です。
その他、サーバ側でパスワード等を設定している場合は、適宜情報を入力します。

また、サーバに初めてアクセスする場合、データベースの更新を手動で行わないと曲リスト等が表示されないことがあるので注意が必要です。

Settings → Update

サーバに置いてある音楽ファイルの量が多い場合、Update が終わるまで時間がかかります。
そして、終わるまで MPDroid 側には何も表示されません。
ちゃんと動いているかどうかは、サーバ側のログなどを確認すると良いでしょう。

出力先を選択する

ホーム画面で、中央のスピーカーのアイコンを選択します。

サーバに設定してある出力先一覧が表示されますので、最低1つは選択されていることを確認しましょう。
何も選択されていないと音がでません。

Play Queue に音楽を追加する

MPD は Play Queue に音楽を追加し、その Play Queue を順番に再生するという形をとります。
Library から特定の音楽を選択して、いきなり再生するという使い方ではありません。
なので、まずは Library から Play Queue に音楽を追加する作業が必要です。

ホーム画面からト音記号のアイコンを選択します。

Library が表示されます。
ここで言う Library とは、MPD サーバのデータベースに登録されている楽曲の一覧です。
Artists, Albums 等の単位で並べ替え可能です。

曲単体やアルバム等を長押しするとメニューが表示されます。

  • Add song
    Play Queue に曲を追加します
  • Add and replace
    Play Queue をクリアして、その後、曲を追加します
  • Add and replace and play
    Play Queue をクリアして、その後、曲を追加、再生します
  • Add and play
    Play Queue に曲を追加し、その曲を再生しますQueue の現在再生ポイントが最後に飛ぶわけです
  • Add to playlist
    Playlist (後述) に曲を追加します
何曲か Play Queue に追加してみたら、ホーム画面に戻ってみます。
Action Bar の MPDroid のアイコンをタップで戻れます。

Play Queue か Now Playing が表示されているはず。

Play Queue と Now Playing の切り替えは、リストの選択の他に左右フリックでも可能です。

再生する

Now Playing の画面で再生や早送り等のコントロールが可能です。
音量のコントロールも出来ます。

以上で基本的な使い方は終了です。

Playlist を使う

基本の使い方では、お気に入りの楽曲リストを聞きたいときに、都度 Play Queue に追加していかなければなりません。
それでは少々使い勝手が悪いので、リストとして保存しておく機能が Playlist です。

Play Queue にお気に入り曲リストを作成したら、
メニューボタン → Save

これで、現在の Play Queue の状態が Playlist に保存されます。

Playlist は Library の Playlist から選択したり編集したりが可能です。
Playlist を再生する時は、
Playlist 名を長押し → Add, replace and play
とやると、Play Queue が Playlist に置き換わるので便利です。

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