Windows 10 上の Ubuntu から COM ポートにアクセスする方法
このご時世にシリアル通信というのも何ですが、組み込み関係等では現役だったりします1。
私は Linux 上の screen
をよく使います。ただ、諸事情により Windows で開発しなければならない場合もあります。
そんな時は、Tera Term を使っていたのですが、Windows 10 では Linux が動くようになったので、Windows 10 上でも screen
が動くか試してみました。
Ubuntu2 をインストールする
Linux のインストールは、出てきた当初より格段に簡易化されました。 以下の手順に従えば、簡単にインストール出来ます。
Install the Linux Subsystem on Windows 10
COM ポート を確認する
Ubuntu 上から確認する方法がないかと思ったのですが、dmesg
が使えなかった時点で諦めて、デバイスマネージャーを使ってしまいました。
デバイスマネージャーの「ポート(COM と LPT)」という項目からお目当ての COM ポート番号を確認します。
参考
COM Port Access in WSL · Issue #1929 · Microsoft/WSL · GitHub
接続する
Ubuntu を立ち上げると、 screen
はデフォルトでインストールされているようです。
以下のように接続します。
$ sudo screen /dev/ttyS4 115200 |
/dev/ttyS?
接続先
数字を先ほど確認した COM ポートの番号にします。115200
通信速度
sudo
を付けなければいけないのがイマイチです。
せめて、特定のグループに割り当てられてれば良いのですが、以下のように root
になっていて、グループへのアクセス権はありません。
この手のデバイスファイルに chmod
や chown
するのは後でトラブルになりやすいので、大人しく sudo
しています。
$ ll /dev/ttyS4 crw-r----- 1 root root 4, 69 Feb 12 13:49 /dev/ttyS5 |
終了方法
Screen の詳しい使い方は参考リンクを見ていただくとして、とりあえず終了方法だけ書いておきます。
Ctrl - a
3 の後に k
参考
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