2011/10/19
VAIO Type W に Ubuntu をデュアルブートで入れてみた
そもそも、Windows のファイルシステム上に Ubuntu をインストールしているため、MBR から直接 Ubuntu を起動できないんですね。
(もしかしたら出来るかもしれませんが、結構トリッキーなことをしないとダメだと思われます)
で、結局 Wubi を使用しないで正攻法でデュアルブート環境を作ってみることにしました。
参考にさせていただいたのは、Windows 7とUbuntuが仲良く共存できるデュアルブート環境の作り方 です。
私は VAIO リカバリーセンターで出荷時状態に戻してしまいましたが、現状維持でやる場合、デフラグをかけてからの方が良いかと思います。
- Ubuntu 用のパーティションを作る
コントロールパネル -> システムとセキュリティ -> 管理ツール -> コンピュータの管理
コンピュータの管理画面で
記憶域 -> ディスクの管理
Cドライブを選択して右クリック → ボリュームの縮小
縮小する領域のサイズ = Ubuntu 領域のサイズ
になります。今回は、約半分を Ubuntu 用に使うことにしました。
以下のように未割り当ての領域ができます。ここに Ubuntu をインストールするわけですね。
- Ubuntu インストール用の USBメモリ を作成する
http://www.ubuntulinux.jp/ より Ubuntu 日本語 Remix イメージ のisoイメージをダウンロードします。
今回は、 ubuntu-ja-11.10-desktop-i386.iso をダウンロードしてきました。
http://unetbootin.sourceforge.net/ より unetbootin もダウンロードします。
今回は、 unetbootin-windows-563.exe をダウンロードしてきました。
空のUSBメモリを刺します。この時、そのUSBメモリのドライブレターを覚えておきます。
UNetbootin を起動します。
ディスクイメージ ISO "ubuntu-ja-11.10-desktop-i386.iso"
タイプ USBドライブ
ドライブ USBメモリのドライブレター(間違えると他のメモリ等を壊すかもしれません!)
OKを押すと、ブータブルUSBメモリの作成が始まります。 - Live で Ubuntu を立ち上げる
先ほど作成した、ブータブルUSB メモリを刺したまま、リブートします
すると、 unetbootin のブートローダが立ち上がるので、「Try Ubuntu without installing」を選択
- Install Ubuntu
USBブートで Ubuntu が立ち上がります。
デスクトップに 「Install Ubuntu 11.10」というアイコンがあるので、これをダブルクリックします。
インストーラが立ち上がるので、ダイアログに従って処理していきます
途中、インストールの種類を聞かれますが、特に理由がなければ「Ubuntu を Windows7とは別にインストール」を選択しておけば良いかと思います。
MBRにGRUBが書き込まれ、デュアルブート環境が出来上がりです。
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